農業用被覆資材で言う「保温性」は、夜間から明け方にかけての冷えを防ぐ能力のことです。日中は、太陽の光エネルギーが熱となってハウス内の温度を上げます。気温が上昇するとともに、地面もあたためられます。一方、太陽光のない夜間は、気温が低下するとともに、あたためられた地面からの放射熱がハウスから外へ逃げていこうとします。(この放射熱は目に見えない赤外光となっています)この熱(赤外光)を被覆資材で吸収することで、ハウス内気温、地温の低下が防げるのです。昼間に暑く感じたり、涼しく感じたりするのと「保温性」とは直接的には関係ありません。直達光が多い場合は体感的に暑く感じ、急激にモノの温度が上昇します。光が拡散するほど暑さはやわらぎ、気温変化が小さくなります。