調光・調光ライト

目次

調光・調光ライト

温度によって自動的に透明性が変化する画期的な施設園芸ハウスフィルム。

調光
調光ライト
調光・調光ライト


  • 調光は150µm厚、調光ライトは100µm厚の流滴剤塗布型長期展張フィルムです。
  • 低温時は直達光をそのまま取り込み、高温時は散乱光に変化させ、作物にも人にも優しいフィルムです。

調光®の特徴

外気温に反応して自動的に変化するフィルムです。 外気温に反応して変化

外気温1.2度
外気温(1.2°C)
外気温29度
外気温(29°C)

調光の効果のページへ
よくある質問
事例紹介 全国から多くの栽培事例が報告されています。ここでは一部の事例を紹介いたしますが、以下の調光まっぷ、調光つうしんに更に多くの事例が掲載されていますので、ご覧ください。 調光まっぷ調光つうしん

群馬県 小松菜播種日:7月9日 調査日:8月7日

調光区小松菜
調光区
調光区は均一で良好
透明区小松菜
透明区
透明区は高温による枯死発生

兵庫県紫外線吸収領域における影響ペチュニアでの発色状況(発色差ありません)

ペチュニアでの発色状況
左:調光区/右:透明区
ペチュニアでの発色状況
左:調光区/右:透明区

継続してなすびの栽培を実施しています。
いちご等においてのミツバチ交配も問題ありませんでした。
トルコギキョウでの発色状況(発色差ありません)

調光区
調光区
一般区
一般区

サニーレタスの色づき

2016年10月11日撮影左が調光/右が透明フィルム
左が調光/右が透明フィルム
2016年10月21日撮影左が調光/右が透明フィルム
左が調光/右が透明フィルム

フィルム間の色の差は特に認められなかった。

山形県 夏秋トマト定植日:2017年4月中旬 撮影日:2017年7月18日

対照区:塗布型透明フィルムハウス対照区:塗布型透明フィルムハウス 試験区:調光フィルムハウス試験区:調光フィルムハウス

葉の大きさ(上) 葉の大きさ(下) 着色スピード
△(やや大きい) △(やや大きい) -(差はない)
着果数 肥大(果実サイズ) 茎の太さ
○(上段は多い) ○(上段は多い) △(やや太い)
草丈 根張り  
-(差はない) -(差はない)  
樹勢の差は見られなくなったが、上段において着果数と果実サイズに違いが生じているように見受けられた。初期の樹勢の違いによる差でないかと思われる。
夏秋トマトまとめ夏秋トマト

対象区
・直達光が届くことで、着色スピードは早くなる。
・しかし、必要以上の強光(均一性も乏しい)により、樹勢が低下、以降の着果・肥大に伸び悩む。
試験区
・強光によるストレス軽減、均一性も増すことで夏季の樹勢低下を抑えられる。
・樹勢維持により、着果・肥大が促される。

秋田県 新潟県 水稲育苗 2018年度水稲育苗の状況

①秋田県大仙市大曲において「水稲育苗」の過程で、4月21日の異常高温が原因で苗ヤケが発生した、とのこと。

②一方、新潟市内で育苗ハウスに調光を試験展張頂いた農家からの情報によると、同日の異常高温に対しても苗ヤケが発生せず、無事田植えが出来た、とのこと。

③上記事実に基き、秋田県大曲と新潟市の4月の気温変化をアメダスデータより入手し、比較検証してみた。

  • 秋田県大曲気温
  • 秋田県大曲気温変化
  • 2018年4月新潟気温
  • 2018年4月新潟気温変化
結果

①秋田と新潟での気象検証の結果、4月21日は両所とも 「異常高温日」でした。
ほぼ同じ気象環境にも拘わらず、「調光」のある、なし、で両極端な結果となりました。

②急で大きな気温の変化に対して、人力で対応するのは大変な作業です。
調光は温度の上昇につれて白濁し、散乱光に変えて作物に届ける為、作物の被害が軽減されたと考えられます。

佐賀県 アスパラガス 高知県 メロン 佐賀県(アスパラガス) 2018年9月末

調光区 無遮光佐賀調光
透明区 無遮光佐賀透明フィルム

透明区は葉焼けが発生していますが、調光区には目立った葉焼けはありません。
夏から秋に掛けては、翌年の春芽に向けて養分蓄積の大事な時期です。
アスパラガスでは、葉の損傷が翌年の春芽の収穫に影響します。


2019年3月の春芽
調光区
調光区
透明区
透明区

調光区は春芽の出方がおう盛です。

高知県(メロン) 2018年7月末
  • 高知のメロン調光
  • 高知のメロン透明
強い日差しと高温の中、透明フィルム下では葉が痛めつけられているのに対し、調光下では健全な葉が展開しています。

こちらで生産者様から活用事例をお届けしております。 果菜類(トマト、イチゴなど) 葉菜類(ほうれん草、小松菜など)
花卉(ガーベラなど)その他(ミカン、みょうがなど)

規格

品名 調光 調光ライト
厚み(mm) 0.15 0.1
幅(cm)
加工品
135/150/185/200/230/270/300/330/370/400/460/500/540/570/600/630/660/700/740/770/800/840
840を超える規格については幅継加工で対応いたします。
長さ(m):ご相談に応じます

注意点

栽培上の注意点1.透明フィルムから切り替えた場合
  • 春先から夏の高温期に作物の表面温度が下がります。作物の潅水要求量が減りますので過潅水に注意ください。
  • 冬場は同じように栽培いただいて構いません。
2.梨地フィルムから調光に切り替えた場合
  • 高温期調光は梨地フィルムとほぼ同じ光線量となります。同じように栽培いただいて問題ありません。
  • 低温期は梨地フィルムよりも光線量が増えます。作物の潅水要求量が増えますので、必要に応じて増やしてください。
3.遮光資材を併用される場合
  • 光と遮光ネット、遮光カーテン、遮光剤は必要に応じてご使用ください。遮光の程度によりますが、調光を使用することにより従来の遮光資材が不要となる訳ではありません。
  • 高温期は梨地調になり一定量の光をやわらげることから遮光資材の遮光率、遮光時期、時間を調整ください。
取り扱い上の注意点
  • 調光および調光ライトは、ほかのフィルムにない機能を持つ反面、これまでの長期展張用塗布POと比較して、初期強度が弱くなっています。
  • また、擦れ破れを防ぐためハウス外側面が滑りやすくなっています。展張作業時には十分留意して、優しく扱ってください。
調光ご使用上の注意点
  • 本製品には裏表があります。フィルムに印刷された文字がハウスの外から正しく読めるように展張してください。
  • ハウス内での、硫黄のくん煙・くん蒸処理はフィルムの劣化を促進する恐れがあります。十分ご注意ください。
  • 束ねたり巻いたりした状態で直射日光にさらされると短時間でもフィルム同士が融着する恐れがありますので、覆いなどを掛けてください。
  • ハウス内面を強く擦らないでください。表面が傷ついて水滴落下の原因となるなど、性能を発揮できない場合があります。
  • ハウス天井部など傾斜の緩い部分では水滴が流れにくい場合があります。
  • 濡れ初めに一時的に細かい水滴が付着し曇ることがあります。これは水滴が流れ始めるまでの過渡的な現象であり流滴性の低下ではありません。
  • 太陽熱消毒や土壌消毒を行う際は換気に努めて下さい。流滴性や耐候性などのフィルム性能を低下させるおそれがあります。
  • 塗膜面同士が接触した状態で長時間置くことは避けてください。ご使用の環境により剥がれにくくなる場合があります。
  • 柔らかいフィルムですので展張の際には強く引張らず、シワやたるみが無いようピンと張ってください。シワやたるみは水滴落下の原因になります。
  • ハウス展張工事の際は転落しないよう十分ご注意ください。本製品は使用環境によって滑り易くなることがあります。重ねてご注意ください。
  • 調光・調光ライトは一定期間巻上げた状態が続くと調光・調光ライトの効果を損ないます。調光・調光ライトは、夏の効果と冬の効果が最大限に発揮できるように、一年中展張されるハウスでのご使用をお勧めします。 夏期にはフィルムを天井に巻上げた状態が継続するフルオープンハウス等には使用しないでください。
  • 本製品は農業用の被覆資材です。他の用途には使用しないでください。

2020/4/9更新

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